1143 - 10/17 - 警告 - ニッケル鉱の液状化

先週発生した、フィリピン海での船舶"Emerald Star”の沈没事故は記憶に新しいことと思います。事故の原因を特定するには時期尚早ではありますが、本船は当時ニッケル鉱を輸送していたと伝えられています。

UKクラブでも同時期に、フィリピンのスリガオからニッケル鉱を輸送する間に、貨物の液状化を確認したケースを2件扱っています。最初のケースでは、乗組員が本船が2度傾斜していることを発見したため、直ちに進路変更とスピード調整を行い、船の振動と天候による影響を軽減しました。その後中国の揚地に到着した際には、5つのうち3つのホールドの貨物が液状化していました。船長の報告によれば、それらホールド内部の両サイドには水位の跡が残っており、貨物は生のセメントのように船の動きに合わせて側面から側面へと流動していたようです。そのうちの1つのホールド内を撮影した写真をご覧ください。また、液状化が報告された別の船舶では、少なくとも1つのホールドにある貨物が航海中に液状化しており、避難港への離路を余儀なくされたようです。これらのケースのシッパーは、 ‘Century Peak Corporation’ と ‘Platinum Group Metal Corp’でした。

IMSBCコードのグループAに属する貨物は、船の安定性に関して、非常に危険性が高いと認められています。貨物の液状化によって生まれる自由水面流の効果により、船舶の重心の垂直位置が引き上げられ、ほとんどまたはまったく警告なしに転覆を引き起こすためです。そのためUKクラブでは、添付サーキュラーの通り、ニッケル鉱を輸送する際は積荷が開始される前にできる限り早く、管理者トーマス・ミラーまで通知いただくことをお願いしています。

Source of Information

Loss Prevention Department

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