回覧10/17 - 英国のEU離脱(Brexit)について

回覧10/17 - 英国のEU離脱(Brexit)について

アウトライン

  • 英国のEU離脱(Brexit) - UKP&Iクラブはオランダに子会社を設立します。

組合員各位、

英国のEU離脱(Brexit)について

背景
英国のEU離脱(Brexit)の決定は、離脱後にEU単一市場における英国保険会社の営業活動の可否に不確実性をもたらしました。単一市場では、EU内のある加盟国で認可された金融機関は、他の加盟国での認可なしにEU全域で商品及びサービスを提供できます。UK P&Iクラブは、(バミューダだけでなく)英国で設立されているため、多くの国際的な保険会社と同様、Brexitの最終あるいは暫定手続きの中で単一市場への適正アクセスが許可されない場合でも、Brexit後も事業を継続していく対策を図る必要があります。

欧州経済地域(EEA)に登録の船舶を所有するメンバーは現在、ロンドン事務所を通じて英国(欧州)で付保されています。しかし、英国がEEAの一部として残留しない限り、Brexit後には不可能となるでしょう。 UK P&Iクラブ・メンバーの総保険料収入の約20%はBrexitの影響を受けます。

オランダ
上記メンバーには、Brexitによる過度な不都合を生じさせないようにするため、UK P&IクラブはEEAに登録された船舶に対する保険が認可される子会社をEU内に設立します。
2017年10月30日に開催された理事会で、有力候補地としてオランダが選択されました。この子会社をオランダのどこに置くかが決定され次第、発表します。

メンバーへの影響
EEAに登録されていない船舶のメンバーには何の変更もありません。 EEAに登録されている船舶(つまりヨーロッパ船籍)のメンバーには、2つのマイナー・チェンジがあります。 新しい子会社が加入証書(Certificate of Entry)に記載される保険会社となり、メンバーは新しい子会社の銀行口座に保険料を支払うようになります。

その他の変更は予定しておりません。メンバーの通常のクラブ窓口も変更ありません。つまり、アンダーライティングやクレームの連絡先が、ロンドンやギリシャのクラブ事務所であるメンバーは、Brexit後も引き続き上記事務所が窓口として対応いたします。

スタンダード・アンド・プアーズは、クラブの信用格付けを新しい子会社まで広げる予定です。新しい子会社は、Brexitの影響を受ける他のトマス・ミラー管理クラブのフロンティング・サービスも行うことになります。その結果、ヨーロッパでの事業継続問題を最も効率的に解決し、しかもコストを共有することが可能となります。

サービスの継続性
新しい子会社は、2019年度保険更改シーズン開始(つまり2018年の第3四半期中、したがって2019年3月29日のBrexitよりもかなり前の時期)までにフル稼動することを見込んでいます。UK P&Iクラブ理事会及びクラブ管理者であるトマス・ミラー社は、Brexitの影響を受けるメンバーがBrexitまでの期間、そしてそれ以降も、高品質のサービスを継続して受け続けられることを確実にするため、全力を尽くしています。

UK P&Iクラブ 日本支店

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