18/13 - 米国における油濁事故対応計画書(Vessel Response Plans)

アウトライン

  • 国際グループ・クラブは、MSRC及びNRCと締結している既存の包括契約(retainer agreement)を打ち切ることとなりました。
  • 今後、タンカー以外の船舶オペレーターはMSRCあるいはNRCと直接契約を締結していただく必要があります。
  • MSRC及びNRC両社は、現在、国際グループ・ガイドラインに沿った油濁事故対応契約書を提供しています。
  • MSRCは油濁事故対応契約書の分散剤使用に関する付属書(dispersant addendum)を取り下げたため、追加保険は必要なくなりました。
  • NRCは付属書なしで契約する支払オプションを用意しており、それによる追加責任を回避することができます。
  • タンカー・オペレーターについては、本クラブ回覧は、クラブ回覧10/11(米国における油濁について NRC及びMSRC - 分散剤の使用に関するMSRC Addendum)及びクラブ回覧13/12(NRC及びMSRCのタンカー油濁事故対応サービス契約書 - 分散剤使用に関する付属書)を参照しています。
  • タンカー以外の船舶のオペレーターについては、クラブ回覧12/13(タンカー以外の船舶の米国における油濁事故対応計画書)及びクラブ回覧14/13(米国における油濁事故対応計画書(VRP) - 海難救助・海上消火活動に関する9月30日付け最終規則の要求事項 - 対応期限 - 2014年1月30日)を参照しています。

組合員各位

米国における油濁事故対応計画書(Vessel Response Plans)

タンカー以外の船舶

2013年10月発行のクラブ回覧12/13(タンカー以外の船舶の米国における油濁事故対応計画書)をご参照ください。この回覧では、米国当局が、2013年9月30日付Federal Register(Vol.78, No.189)にて、タンカー以外の船舶の油濁対応計画書(VRP)に関する最終規則(Final Rule)を公布したこと、そしてタンカー以外の船舶所有者は、2014年1月30日までに油濁事故対応計画書をコースト・ガードに提出することが求められることをご案内しました。

油濁事故対応計画書(VRP)の提出を求められる、タンカー以外の船舶(Non-Tank Vessel)とは、タンカーを除く400総トン以上の自走式船舶で、主機用燃料としてあらゆる種類の油を保有して米国水域を航行する船舶と定義されています。

タンカー以外の船舶所有者は、最悪の油流出事故にも十分対応できる油濁事故対応資材の提供や分散財散布能力を有す油濁清掃業者と契約の締結が求められ、さらに、救助業者及び海上消火資材提供業者と資金協定(funding agreement)を締結しなければなりません。救助業者及び海上消火資材提供業者に関する要求事項については、2013年10月発行のクラブ回覧14/13(米国における油濁事故対応計画書(VRP)- 海難救助・海上消火活動に関する9月30日付け最終規則の要求事項 - 対応期限 - 2014年1月30日)でご案内しています。

油濁事故対応に関する要求事項を満たすために、タンカー以外の船舶所有者は、Marine Spill Response Corporation (MSRC) あるいは National Response Corporation (NRC)といった主要油濁事故対応業者のいずれかと契約を締結する必要があります。これまでは、国際グループのほとんどのクラブが、タンカー以外の船舶所有者がカリフォルニア州の油濁対応計画書の要件に対応するために、MSRC及びNRCのいずれか、あるいは両社を計画書に記載することができるよう、retainer agreementsを結んでいました。しかし、国際グループ・クラブが、連邦の油濁対応計画書に関する要求事項に応じるためにretainer agreementを拡大することは、現実的に困難です。そのため、今後タンカー以外の船舶所有者は、MSRCあるいはNRCと直接契約を締結することが必要となりました。メンバーの皆さまは、全権責任者等(QI/plan writer)にご相談頂くことをお勧めします。上記の漏油清掃業者の両社とも、国際グループのガイドラインに沿った油濁事故対応契約を提供しています。

MSRC及びNRCの両社は、またタンカー以外の船舶所有者が、新しい法規に準拠するために必要な分散財散布能力を有し同サービスを提供することができます。MSRCは、国際グループのガイドラインに沿った条件について、特別追加料金なしで提供するとしています。また、NRCはこの要件に対応するサービスを提供しますが、国際グループのガイドラインに沿った条件を提供するには、追加料金がかかるようです。

詳細は、下記ウェブサイトをご参照ください。

MSRC http://www.msrc.org/
NRC http://www.nrcc.com/
Contact at MSRC: Judith Roos - Tel: (703) 326 5617 - roos@msrc.org
Contact at MPA: Brett Drewry - Tel: (480) 991 5599 - bdrewry@mpaz.org
Contact at NRC: Tel: (631) 224-9141 - clientservices@nrcc.com (Client Service Group) or
Bryan Bell (Primary) (631) 259-6664 - bbell@nrcc.com and
Deborah Wick (Alternate) (631) 892-3392 - dwick@nrcc.com 

タンカー

タンカー・メンバーは、2011年8月発行のクラブ回覧10/11(米国における油濁について NRC及びMSRC - 分散剤の使用に関するMSRC Addendum)及び2012年10月発行のクラブ回覧13/12(NRC及びMSRCのタンカー油濁事故対応サービス契約書 - 分散剤使用に関する付属書)をご参照ください。これらクラブ回覧では、2011年9月よりタンカー船主は、そのVRP計画書に分散剤散布業者を記載することを求める要求事項についてお知らせしました。

MSRC及びNRCの両社は、分散剤散布能力を有しています。両社とも、このサービス提供のためにその契約書に付属書を導入しましたが、両社の付属書の一部はどちらもクラブの保険てん補の範囲外となる責任をメンバーに負わせる内容となっています。メンバーはこのような責任についてマーケットから追加保険を手当てすることができますので、詳細はクラブ管理者にお問合わせ下さい。

11月25日にMSRCは、MPAタンク・メンバーに対し、タンク・メンバーについては分散剤散布に関する付属書を撤回することを、通知しました。そのため、この付属書に関して追加保険を手当てする必要はなくなりました。この追加保険を年間ベースで契約されたメンバーは、クラブ管理者にご連絡ください。NRCについては、付属書を除いて契約することができますので、追加報酬を支払うことで、クラブの保険てん補の範囲外となる責任を負うリスクを回避することができます。

タンカー及びタンカー以外の船舶

すべてのタンカー及びタンカー以外の船舶メンバーは、それぞれの計画書(VRP)に、NRCあるいはMSRCが記載されているか、ハワイに寄港する場合にはThe Clean Islands Councilも記載されているかをご確認ください。なお、The Clean Islands Councilの契約書は国際グループのVRPガイドラインに沿っていません。そのため、契約を結ぶことにより、クラブの保険てん補の範囲外となる責任を負う可能性がありますので、マーケットからの追加保険を希望されるメンバーは、クラブ管理者にお問い合わせください。 

国際グループの全てのクラブは同様のクラブ回覧を発行しています。

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