”Lessons Learnt”

P&I保険やクレーム処理に直接影響のある事故について検証し、メンバーが必要とする実務的な事故対応に関する助言をまとめ、本ページでご紹介します。

豊富な経験

毎年、当クラブには何千もの事故報告があり、クレーム処理専門スタッフや船員経験者、弁護士資格を持つスタッフがその専門知識と経験をもってクレームを処理しています。過去50年間に渡るロスプリベンションへの取組みにより、当クラブには海上リスクに関する驚異的な数の技術的ノウハウが蓄積されています。ロスプリベンション・チームは当クラブが取り扱ったクレームの実例をもとに、同様の事故を回避するために学んできた教訓をお示しします。


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Date: 17/08/2017
This vessel was loading a bulk cargo in two of the vessel’s lower holds. During the loading operation, the vessel bunkered 500 MT of HFO into no.’s 2 port and starboard fuel oil side tanks. Shortly after the completion of bunkering operations, the Chief Engineer (C/E) noticed the level of no.2 port fuel oil tank was decreasing from observation of the remote gauging system.
Date: 09/08/2017
貨物を満載していたバルクキャリアが、強風により荒れている地中海を航行していた際、事故は発生しました。メイン・デッキとハッチ・カバーを洗浄するため右舷側のホースを使用していた船員が、デッキに押し寄せた波によって、カーゴ・ホールドのハッチ・コーミングに向かって流され、治療のため緊急に離路しなければならないほどの怪我を負ったのです。この事故からの教訓としては、デッキでの作業を指示する際は天候状況等を十分に考慮すること、また、悪天候時にデッキでの作業がどうしても必要な場合は適切な安全用具を使用し、ブリッジの見張り員に事前に伝えること、などが挙げられます。
Date: 02/08/2017
本船は西アフリカで最初の港で積荷を終えた時には不審な者は発見されなかったものの、2つ目の寄港地で2名の密航者が発見されました。密航者は積荷港でステベドアの助けを得てデッキクレーンの台座にある小さなスペースに潜り込んでいたことが分かりました。
Date: 26/07/2017
船舶の補油作業にあたり、安全管理システムの履行を怠り、バンカリング・チェックリストにチェックはしたものの、実際に確認作業をしなかったために発生した漏油事故を事例に教訓を考察しています。
Date: 20/07/2017
本船は北北西向きで着桟し、荷降しのため岸壁に左舷をつけ停泊していました。早朝から北西の風は次第に強風となってきました。船長は係留ロープを増やすよう指示しましたが、左舷正横からの突風のために対岸の岸壁に衝突し、岸壁と船体の双方に大きな損傷が生じました。
Date: 20/07/2017
本船錨泊中に、チーフエンジニアはフィッターにアンカーケーブル・ストッパーのロックピンを作製するよう指示しましたが、フィッターがアングルグラインダーに仕様外の大きなディスクを取り付けて作業を行った為、ディスクが粉々に割れ、その破片の一つが保護面を貫通しフィッターの右目に深刻な傷を負わせました。
Date: 10/07/2017
エンジンルームでのスチームパイプ修理の不備により10人の死者が発生する事故につながりました。これは業務に伴う危険性に対する認識の甘さ、作業工程の説明不足、言語の問題で意思疎通に支障があったことが原因でした。
Date: 12/06/2017
船種:タンカー 事故の経緯:一等機関士がボイラーバルブ・ガスケットの不具合を点検をする際、2等・3等機関士にバルブ内の蒸気を排出するよう指示しましたが、一等機関士がバルブを開けた途端、高熱の蒸気が噴出し大火傷を負いました。
Date: 11/05/2013
本船は積荷役の沖待ち中に、予定されていた退船操練を実施しました。操練には右舷のライフボートを着水させ、離脱装置の点検も含まれており、二等航海士の指示の下、甲板長、操機手、甲板員や電気技師が参加して実施されました。ライフボートを水面から引き上げる際、巻上げウィンチの電源が作動しなかったため、甲板長はウィンチを手動で操作しようとハンドルを握りました。しかし電気技師がウィンチの電源を入れた途端、モーターが動き出し、急回転したハンドルが甲板長の頭を直撃し即死状態となりました。
Date: 07/06/2017
船種:ドライ・カーゴ船 事故の経緯: 往復航行が分離されている海域で、他船を追い越そうとした船舶の座礁事故が発生しました。

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