公平で持続的な保険料の設定

UKクラブでは、規律ある保険引受けとリスク選択の手法を用いて、コンバインドレシオを100%またはそれ以下にすることを目指しています。

UKクラブの保険引受けの目的は、他のすべてのクラブ・メンバーと比較して、お支払いいただく保険料が当該メンバーのリスクにしっかりと見合う公平公正な金額となるようにすることです。つまり、このアンダーライティングのプロセスが、クラブに必要な資産を生んでいなければなりません。

このプロセスは、長い年月をかけて培われてきました。アンダーライターの目的は変わりませんが、可能な限り公平な結果を求めるための技術は徐々に進化してきたのです。前世紀にクラブが運営を始めた時には、メンバーは1トンごとに同じレートで保険料を支払っていました。その後徐々に多くの改善点が導入され、より高い公平性のための発展は今日まで絶え間なく続いてきました。メンバーの多くは、アンダーライターによる将来的リスクの査定方法(acceptable loss Ratioなど)をすでによくご存じかもしれませんが、ここでは、理事会の方針に基づいた現在のアンダーライターのポリシーと実践的プロセスについて詳細にご説明しています。

タリフがなく、メンバーそれぞれに保険料が設定されるシステムでは、理事会は可能な限り公平性が保たれていることを保証する責任があります。そのためこのページでは、理事会によるメカニズムの概要についても述べられています。

アンダーライテイングの基本原則

私たちのアンダーライティングプロセスには、多くの基本原則が存在しています。

  • 保険料は保険年度ごとに設定され、投資による収益と併せて、クラブがその保険年度に必要とされ財政的要件を満たすのに充分な資産を生むようにしなければなりません。
  • それぞれの船またはグループに課せられる保険料は、当該年度に加入する船舶についてのリスクを反映していなければなりません。
  • 保険料は、クラブ全体に存在する頻繁ではないが高額なクレームによるコストを満たす要素を含んでいなければなりません。
  • クラブのコスト、つまり一般管理費や国際グループへの再保険料も、すべてのメンバーが公平に負担しなければなりません。
  • メンバーが負担するコストが毎年大きく変動することは、可能な限り避けなければなりません。
  • 上記の基本原則2にある通り、適切なアカウントとは、一定期間のメンバーのクレーム・レコードも勘案しなければいけません。
  • 個々のメンバーの保険料率の守秘義務を守らなければいけませんが、保険引受けのプロセスはすべてのメンバーに開示され理解されるべきで、これが公正公平であるとして広く受け入れられなければなりません。

上記の原則の1から3は、機械的な作業だけでは不十分であり、スキルのある経験を積んだ人間による判断が必要です。また原則4から6により、その判断は適切かまた、メンバー及びクラブ全体の実際のクレームレコードと比較した、毎年の保険料を再評価しているかが検証されます。

公正さを増すために、毎年行われるリニューアルのプロセスは、過去のレコードの詳細な分析及び将来の運航リスクの評価に基づきます。そしてそれらは理事会による来年度のクラブ全体におけるクレーム予想についての見解の範囲内に収まるようになっています。
プロセスは必然的に複雑になります。なぜなら、メンバーの将来的リスクを正確に評価すると同時に持続的な公正さを保ち、クラブが適切な資産を保有するという、本質的に矛盾する目的がそこには存在しているためです。

緊急連絡先


営業時間外や週末にUK P&Iまでご連絡される際は、"After Office hours"をクリックしていただき、最新の担当者リストとその携帯電話番号をご参照ください。

シップ・ファインダー


この加入船舶検索機能「シップ・ファインダー」は基本的に毎日更新されています。船舶の登録情報を更新されたいメンバーは通常コンタクトしている保険引受け担当者までご連絡ください。