15/12 - 勘定未閉鎖保険年度及び2013年度保険料について

Trulli

アウトライン

  • 2013保険年度のジェネラル・インクリースは7.5 %と決定しました。
  • 2011保険年度については年間保険料の2.5%を減額いたします。
  • 国際グループの再保険コストは別途調整されます。
  • 2013保険年度の標準免責金額は、7,500米ドルに引上げられました。
  • 勘定未閉鎖年度(2010年から2012年度)の解除保険料(Release Call)は引下げられました。
  • 今回の理事会決議にいたった財政的背景については、本回覧と共に発行しました「October Review 2012」にて詳しくご説明しています。
組合員各位

勘定未閉鎖保険年度及び2013年度保険料について

クラブ理事会は2012年10月29日の会合で、クラブの財政状況、各保険年度の推移を検討し、2013保険年度保険料水準について決定いたしました。

2010保険年度

予定外保険料の見積りはありません。解除保険料(Release Call)は年間保険料の5%です。

2011保険年度

予定外保険料の見積りはありません。解除保険料は年間保険料の5%で、年間保険料の未払分がある場合には同時にご精算いただきます。

当保険年度については年間保険料の2.5%の減額が適用されます。2012年12月にお支払いいただく予定の第4回目の保険料から差し引かせていただきます。(下記ご参照)

2012保険年度

当年度についても予定外保険料の見積りはありません。解除保険料は年間保険料の12.5%とし、年間保険料の未払分がある場合には同時にご精算いただきます。

2013保険年度 - ジェネラル・インクリースと保険料減額について

2013保険年度につき、理事会はすべてのメンバーの予定保険料を一律に7.5%引上げ、別途国際グループの手配する同保険年度再保険コストを調整すると決議しました。

クラブ理事会がジェネラル・インクリースを7.5%と決議した理由は、当該年度の保険収支バランスを保つためです。しかし理事会は、今後少なくとも中期的に海運市況は停滞すると予想されており、いかなるコスト上昇も歓迎されない事も、よく承知しております。

そこで理事会は、過去2年にわたりクラブの財政基盤が強化されてきたことを勘案し、2011保険年度の年間予定保険料の2.5%の減額を決議し、来年度のジェネラル・インクリースによる影響を緩和する事といたしました。保険料減額は、2011保険年度の保険料最終支払金額を差引く事で適用いたします。つまり第4回目のお支払金額が10%減額される計算になります。

2013年度の解除保険料については、年間保険料の15%を保険料未払分と共にご精算いただきます。従来どおり、2013年度保険料は4回払いとなっています。本理事会決議にいたる背景につきましては、本回覧に添付の「October Review 2012」にて、より詳細にご説明しています。また本回覧とクラブ・ニュースは当クラブのウェブサイトwww.ukpandi.comにて公開しています。

解除保険料(Release Call)
長年UKクラブの方針として、解除保険料は年間保険料率に5%を加算して算出しておりました。しかし、この方針はクレームの不確定要素が多い時期に変更され、特に最近では2008年度のように、解除保険料に未閉鎖保険年度収支の不確実性を反映させた年もありました。ここ一年でクレームの状況は改善したため、これを受けて解除保険料は引下げられることとなりました。今年度及び今後の保険年度については、多くの不確定要素が明らかに控えていることからこれを反映した料率を提示させていただいています。免責額 (Deductibles)
2013保険年度の標準免責額は、諸費用を含み一事故につき7,500米ドル(他通貨であれば上記ドル相当額)に引き上げられました。メンバーは、適切に保険料を調整することで標準額とは異なる免責額を設定することができますが、標準免責額は最低額としてとらえていただくようお願いします。クラブ管理者は、保険更改にあたり、メンバーのクレーム実績によっては、標準免責額より高い額を提示させていただくこともありますので、ご了承ください。 

Downloads

Staff Author

PI Club

Date2012/10/29