回覧19/16 - 勘定未閉鎖保険年度及び2017年度保険料について
アウトライン
- 2017保険年度のジェネラル・インクリースはありません。
- 2015保険年度の年間保険料の3%を減額します。
- 2017保険年度の標準免責金額は一事故あたり12,000米ドルとなります。
- 国際グループの再保険コストの増減分は別途調整されます。
- 今回の理事会決議にいたったクラブの財政的背景については、本回覧と共に発行しました「Autumn Review 2016」にて詳しくご説明しています。
組合員各位
勘定未閉鎖保険年度及び2017年度保険料について
クラブ理事会は2016年11月19日の会合で、クラブの財政状況、各保険年度の推移を検討し、2017 保険年度の保険料算定基準について決定いたしました。
2014 保険年度
予定外保険料の見積りはありません。当年度の解除保険料(Release Call)は0%です。 メンバーには既に第4回目の保険料お支払い時に10%の予定保険料割引が適用されております。
2015 保険年度
予定外保険料の見積りはありません。解除保険料は年間保険料の0%です。当クラブが過去3年間に強化してきた財政状況を鑑み、理事会は2015保険年度の年間保険料の3%を減額することを決定しました。 2016年12月にお支払いいただく予定の2015保険年度第4回目の保険料を減額することで精算させていただきます。なお減額される金額は上記4回目のお支払い額の12%に相当します。
過去5年間で、今回が3度目の年間保険料割引の適用となりました。 この割引により約2,600万米ドルをメンバーにお返したことになります。
2016 保険年度
解除保険料は年間保険料の10%で、年間保険料の未払分がある場合には同時にご精算いただきます。当年度についても予定外保険料の見積りはありません。
2017保険年度
理事会は2017保険年度について、すべてのメンバーに対するジェネラル・インクリースを適用しないことを採択しましたが、クラブ管理者に対し、クラブが引き受けるリスクにさらに注意するよう指示しました。解除保険料については、年間保険料の15%を保険料未払分と共にご精算いただきます。従来どおり、2017 年度保険料は4回払いとなっています。本理事会決議にいたる背景につきましては、本回覧に添付の「Autumn Review 2016」にて、より詳細にご説明しています。また本回覧とクラブ・ニュースは当クラブのウェブサイトのClub Circularsページにて公開しています。(www.ukpandi.com)
解除保険料 (Release Call)
解除保険料を算定するにあたり、理事会は保険料リスク、巨大災害リスク、準備金リスク、取引先デフォルト・リスク、市場リスクそしてオペレーショナル・リスクを勘案しています。
免責額(Deductible)
2017保険年度の標準免責額は、諸費用を含む一事故あたり12,000米ドル(ただし他通貨であれば上記ドル相当額)に引き上げられます。メンバーは、保険料を相応に調整することで標準額とは異なる免責額を設定することができますが、標準免責額は最低額としてとらえていただくようお願いします。クラブは保険更改にあたり、メンバーのクレーム実績によっては、標準免責額より高い額を提示させていただくこともありますので、ご了承ください。