事故の教訓:油圧オイルの流出
2018/02/22
船種: バルクキャリア 事故の概要: 本船が積荷の穀物を荷揚げしていたとき、激しい雨が降り始めたため、水濡れに弱い貨物取り扱いの慣例に従い、貨物艙のハッチカバーを閉めることとなった。ハッチカバーは油圧作動のフォールディングタイプ(ヒンジパネル)であったが、カバーを閉める作業中に主油圧供給ラインが破裂して油が上甲板に吹き付けられた。その後上甲板の側面に沿って雨水と共に油が後方に流れた。
事故の教訓:タンククリーニング中のコンタミネーション
2018/02/08
本船(タンカー)には、3種類のケミカルカーゴが積載されており、それぞれ異なる港で荷主に引き渡されることになっていた。積荷及び航海中も順調であり、また最初の港のカーゴについても、特に問題なく揚げ荷された。
事故の教訓: ヨットとの衝突事故
2018/01/24
Tanker-yacht collision at night highlights critical watchkeeping failures - officer alone on bridge, no proper visual/radar lookout
事故の教訓: ビルジ・システムの逆流による貨物の水濡れ事故
2018/01/17
Learn from a bulk carrier's cargo damage claim caused by undetected flooding
事故の教訓: 離桟作業中の係船索による重傷事故
2018/01/03
Explore a Bulk Carrier incident mooring in high winds
事故の教訓 : 化学薬品による眼の負傷
2017/11/23
A chemical eye injury case study highlights critical safety lessons - refer to safety data sheets, wear proper PPE including face shields, ensure eyewash access, seek urgent medical advice
事故の教訓 : ハッチカバー作業中の手の負傷
2017/11/14
Lessons learned from bulk carrier crew injury by hydraulic hatch cover during reopening cargo operations
事故の教訓 : 岸壁損傷
2017/11/01
Explore a maritime incident involving a tanker during a river channel transit
事故の教訓: カーゴホールドへの浸水
2017/10/25
荷役作業中、当直航海士は、カーゴホールドに多量の水があることに気づいた。 彼は直ちに船長に報告し、カーゴホールドのビルジシステムによって、予備のタンクに水を移送する処置がなされた。
事故の教訓: パイロットの怪我
2017/10/18
積荷のための入港に備えて、パイロットの指示に従い左舷のパイロットコンビネーションラダーを用意した。船長はパイロットボートが風下に来るように本船を操船したため、パイロットは問題なくボートからラダーに乗り移った。パイロットボートの乗組員は気付かなかったが、ラダーの端の引き綱がパイロットボートの舷側にあるクリートに絡まっており、ボートが離れたとき、ラダーは伸び本船から引っ張られた状態となった。その時、パイロットはラダーを上っている途中であったが、引っ張られたラダーが切れて海に振り落とされた。
事故の教訓: カーゴホールドへの転落
2017/10/11
次航の貨物を積載する準備のため、船員がカーゴホールドの清掃に当った。当時、船舶は航行中で、海上は殆ど揺れのない状態と記録されていた。ホールドの上部を洗浄するため、タンクトップに立てられた足場に高圧洗浄装置を設置した。
事故の教訓:過大速力による航走波損害
2017/10/04
本船(タンカー、半積)は、パイロット乗船の上、早朝の上げ潮時、河川内の狭い水路を上流に向かい航行中であった。しばらくして、水路内の河川にそって設置されている岸壁を通過しようとする時、パイロットは本船速力を全速から半速に減じるよう指示した。