東京MOU 集中検査キャンペーン実施

東京MOUでは、パリMOUと合同で、本年9月1日から11月30日までの3ヶ月間、復元性全般に関する集中検査キャペーン(Concentrated Inspection Campaign :CIC)を実施します。
本CICは、以下を目的として実施するものです。
- 出港前及び航海中における船舶の復元性評価手法に精通していることを確認
- 復元性を評価することの重要性を認識すること
- IMO関係条約に規定される復元性に関する要件に船舶が適合していることを確認
PSC検査官は、添付質問表により、船舶の復元性に関する要件に船舶が適合していること、及び船舶の実際の復原性評価方法に船員が習熟していることを確認します。従い、各船においては、この質問表の内容を十分確認し、PSCに備えてください。
Downloads
-
MOU CIC-2021-Japanese 1 MB
2021/07/28
Download PDF
You may also be interested in:
回覧07/22: EUの第6次対ロシア制裁パッケージ-EU規則833/2014
2022/07/28
[ 7月22日改正版 ] EUは2022年7月21日に「維持と協調」パッケージを公表しました。 このパッケージは、EU規則833/2014の修正を含んでおり、特に第5aa(3)条の特例措置が適用となりうる状況について明確にしています。 本改正を受け、クラブ回覧07/22を下記の通り修正しました。
UNCITRAL、外国での船舶の裁判上の売買及びその承認 に関する国際条約案を承認
2022/07/25
国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)は、2022年6月30日「外国での船舶の裁判上の売買及びその承認に関する国際条約案」(北京草案)を承認しました。この国際条約は、船舶の裁判上の売買に係る手続きを統一化することにより、その効果を第三国において認めることを目的としています。
スクラバー規制マップ – 最新の規制情報への更新
2022/08/05
MARPOL条約付属書VIでは、低硫黄燃料を使用するか、スクラバーと呼ばれる排出ガス浄化システム(EGCS)でSOx排出量を削減することを要求しています。しかし多くの港では、オープンループスクラバーを装備した船舶を禁止する、あるいは追加要件を課す規制を導入しています。この度、世界各地のSOx排出規制マップの最新情報(www.egcsa.com)が更新されました。
回覧08/22: MARINトップティア・プロジェクト - コンテナ船横揺れリスク推定表
2022/08/08
この度、国際P&Iグループは、MARINより最新版の横揺れリスク推定表(Roll Risk Estimator)を受領しました。こちらのMARINのサイトよりダウンロードしていただけます。この横揺れリスク推定表を使用することで、危険な横揺れ運動を引き起こす速度、方位、波の周期の組み合わせをご確認いただけます。