アルゼンチン、100番目の締結国としてMARPOL 条約附属書 VIを批准

船舶による汚染の防止のための国際条約(MARPOL条約)附属書VI は、船舶による大気汚染防止のための規則であり、船舶からの有害物質の排出を削減するため、燃料消費実績の報告や燃料油の品質要件が定められています。この度アルゼンチンが100番目の締結国となったことにより、世界の商船船腹量の96.65%が批准したことになります。
The regulations in Annex VI of the International Convention for the Prevention of Pollution from Ships (MARPOL) address air pollution from ships and include energy efficiency and fuel quality requirements designed to reduce harmful emissions from shipping. With Argentina’s ratification, the regulations now apply to 96.65% of world merchant shipping by tonnage.
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