国際海事機関(IMO)は、船舶運送による環境汚染を低減するため、船舶が使用する燃料油の硫黄含有量を徐々に厳しく制限してきました。これらの新しい制限規則に従わない場合は、多額の罰金が科せられる可能性があります。
IMOは近年、海洋燃料の硫黄含有量の上限を世界全体で引き下げるという2008年の決議を採択しました。従来のグローバルリミットである3.5%mass/mass (m/m)は、2020年1月1日より0.5%m/mに引き下げられています。
新規制は歓迎されていますが、その完全な遵守と施行を実現するためには課題があります。このページでは、これらの課題に対応するために必要な関係資料を皆様にお届けします。
オーストラリア- 2020年7月1日付、海洋汚染に対する罰金の引上げ
2020/06/30
当クラブのコレスポンデンツであるHWL Ebsworth Lawyersは、オーストラリア海域での海洋汚染に対する罰金の引上げについて伝えております。詳細は下記をご確認ください。本件についてのHWL社ウェブサイト掲載記事もこちらよりご覧いただけます。
第76回IMO海洋環境保護委員会(MEPC76) 概要まとめ
2021/07/09
2021年6月10日から17日にかけて、第76回IMO海洋環境保護委員会(MEPC76)がオンラインで開催されました。