回覧13/23:電子商取引(ペーパーレス・トレーディング)- WAVE BL
メンバーの皆様は、回覧16/19「電子商取引(ペーパーレス・トレーディング)」をご参照ください。
国際P&Iグループ(IG)は、以前、WAVEを承認しました。WAVEに関連する法的文書および利用規約は、2019年12月20日付のWAVE Application and Network Bylaws version 1 (以下 Wave Bylaws version 1)に記載されています。 このバージョンは引き続き承認されます。
本回覧は、IGが更新されたWave Bylawsの承認を確認するものです。この更新版は、2023年11月1日付Wave BL Network Bylaws (以下 Wave Bylaws version 2.0)で、クラブ・カバーの対象として引き続き承認されているWave Bylaws version 1に取って代わるものです。Wave Bylaws version 2.0は2023年12月1日に有効となります。
メンバーの皆様には、以下の点にご注意ください:
Wave Bylaws version 2.0の変更については、文書を改善するための修正が多数あります。
以下は、主な変更点をまとめたものですが、修正点をすべて網羅したものではありません:
- 冒頭に定義の項目が新設されたため、文書後半にある多くのセクションが削除されました。
- Bylaws全体の長さを短縮し、各条項を簡素化/明確化するために、さまざまな変更がありました。
- フォワーダーやNVOCC、代理店など、電子船荷証券のさまざまな段階にある幅広い当事者がシステムにアクセスできるよう、新しい用語やそれに関連する定義・条項が追加されました。
- 特に上記3)に関連する権限の保証が、規定されました。
- 付随定款を COGSA 92 と緊密に一致させるために、COGSA 92 を模倣する条項を変更します。
貨物の輸送に関するその他のてん補除外事項は、もちろん紙媒体のB/Lと同様に、IGクラブが承認したすべての電子商取引システムにも、引き続き適用されます。
これらの除外事項には、運送契約に定めた港または場所以外での荷揚げ、先日付または後日付の電子文書/記録の発行/作成、譲渡可能な電子文書/記録の提示なしでの積荷の引き渡し(承認された電子商取引システムの場合、当該取引システムの規定に従っていない積荷の引き渡しを意味する。)などがあります。
国際グループのすべてのクラブは同様の回覧を発行しています。