海事腐敗防止ネットワーク（MACN: The Maritime Anti-Corruption Network)は、社会全体の利益のため、公正な取引の実現に向けて腐敗のない海運業界を目指して取り組んでいるグローバルビジネスネットワークです。 MACNは2011年に海運会社の小さなグループによって設立されたましたが、今では世界中で140社以上の企業が加入しており、共に腐敗の排除に取り組んでいます。

MACNは、次の方法で海運業界におけるあらゆる形態の腐敗の排除に取り組んでいます。それは、MACN腐敗防止原則を策定してベストプラクティスを共同開発し、共有すること。政府や非政府組織、そして地域コミュニティと協力して、腐敗の根本原因を特定し、これらを軽減すること。そして海事業界に誠実な文化を創り出すことです。

MACNは、海運業界の様々な企業と腐敗防止の手段について話し合ったり、特定の問題に取り組んだりすることで、業界の垣根を越えて、メンバーが腐敗防止コンプライアンスプログラムから学んだ成功事例や教訓を共有できるようにしています。 詳細については、こちらをご覧ください。

UKクラブは2021年、MACNに加入しました。MACNの目的は、業界内の贈収賄や汚職に取り組む活動の重要性を認識し、高い水準の倫理的行動と企業市民をコミットするUKクラブの継続的な取り組みと一致しています。UKクラブはMACN加入企業と協力し、海運業界内のより広範に大きな利益をもたらし、腐敗を排除するよう努めてまいります。