「Risk Focus: 有害物質インベントリ(IHM)」の第2版は、2020年5月に発行された同名のリスクフォーカスの更新版です。前回同様、本リスクフォーカスは船主が有害物質インベントリ(IHM)を策定する際の技術的な側面および、IHMを作成する際のガイダンスを提供しています。また、2025年6月に発効する「船舶の安全かつ環境上適正な再資源化のための香港国際条約（シップリサイクル条約）」に関する最新情報やシップリサイクルに関するEU規則とその施行に関する最新動向、ベストプラクティスと教訓に関するアドバイスも提供しています。

クルーヘルスチームが船員の健康診断の統計を確認したところ、健康診断で不合格となった主な要因はワクチン接種で予防可能なB型肝炎であることが多いことがわかりました。 また、船員は世界各地へ赴くことが多いことから、各港で独自の病気や疾患に罹患する可能性があります。長期間医療機関を受診できないことも多いため、早めのワクチン接種が推奨されています。本稿ではワクチン接種が推奨される理由と、ワクチン接種により防げる感染症について説明しています。

UKクラブにはタグボートやバージ船の所有者・運航者に賠償責任保険を提供してきた長い歴史があります。今回のリスクフォーカスは、タグボートやバージの所有者・運航者のためのベスト・プラクティス促進を目的として発行されました。

2024年1月1日より発効される国際海上危険物規定(IMDG Code - Amendment 40-22)の改正に伴い、UK P&Iクラブは危険物の海上運送に関するガイドブック“Book it right and pack it tight”の最新版を発行しました。 本ガイドブックは、貨物サプライチェーンのすべての関係者に向け、IMDGコードに基づく実務上の義務等の概要を案内しています。

UK P&Iクラブは、海洋汚染や環境事故そして海難事故への対応に幅広い専門知識と経験を有しています。 本書は、米国における油濁リスクに関連する法律や規則の概要を説明するものです。正確性を期すため細心の努力を払っておりますが、あくまでガイダンスとしてご利用いただき、正式な法的助言が必要な場合には、弁護士にご相談ください。 米国の海事・環境問題に関する追加情報につきましては、本ページで紹介しております当クラブの米国油濁・環境事故の専門家にお問い合わせください。

本ソルベンシー財務状況報告書(SFCR)は、ザ･ユナイテッド・キングダム・ミューチュアル・スティーム・シップ・アシュアランス・アソシエーション リミテッド(UKC) の単体あるいはUKCグループの業務及び業績を開示するものです。

UK P&I Club NV (UKNV)の2020年度(2021年2月20日終了)ソルベンシー財務状況報告書(SFCR)が発表されました。UKNV設立以来二度目の報告書です。

国際海運会議所(ICS)は、船員の新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチン接種に関連し、発生する可能性のある、船主の法的及び責任、保険等の問題についてのガイダンスと、船員・船社向け実務的ガイドを提供しています。

重大な海難事故は同時発生した複数の故障が連鎖しているものです。海運そのものや船上の高付加機器の特性から、これら海難事故は、多くの場合、何らかの形で致命的な機器故障が関係しています。

2021年度版のオフショア・特殊船運航に関する保険契約条件が発行されました。下記よりダウンロードしてご覧ください。

用船者向けの2021年度保険契約条件は、引き続きUKP&Iクラブの包括的カバーを提供しながら、最新の市場動向を反映しています。

本ソルベンシー財務状況報告書は、UK（ヨーロッパ）およびUK(バミューダ）の業務及び業績を、欧州・英国のソルベンシーII規制に基づき開示するものです。本報告書はUKP&Iグループのガバナンス、リスク・プロファイル、ソルベンシー評価、資本管理について記載しています。