回覧18/14 - 合衆国における油濁について:カリフォルニア州 賠償資力責任確認書(COFR)要求事項

Trulli

アウトライン

  • 本回覧は、クラブ回覧07/13(カリフォルニア州 賠償資力責任確認書(COFR)要求事項の変更)に関連するものです。
  • P&I保険の更改の際には、船舶オペレーターは証書の失効後45日以内に、新加入証明書(Certificate of Entry)のコピーを提示しなければなりません。
  • ・船舶オペレーターは、賠償資力責任確認書(COFR)を申請するため、カリフォルニア州水域に入る少なくとも10日前に加入証明書を提出しなければなりません。

組合員各位

合衆国における油濁について:カリフォルニア州

賠償資力責任確認書(COFR)要求事項

カリフォルニア州水域で航行するタンカー及びタンカー以外の船舶に対するカリフォルニア州賠償資力責任確認書(COFR)の要求事項について、以前ご案内したクラブ回覧07/13をご参照ください。最近、カリフォルニア州油濁防止対策事務所(OSPR)は、同州規則を見直し、同規則は2014年12月16日に承認されました。

すでにご存じの通り、同規則では、船舶オペレーターはP&I保険の更改の際に、前年度加入証明書の失効後45日以内に、新しい加入証明書(Certificate of Entry)のコピーを提出しなければなりませんが、さらに同規則は船舶オペレーターが賠償資力責任確認書(COFR)を申請するため、カリフォルニア州水域に入る少なくとも10日前(10 calendar days)に加入証明書を提出することを求めています。

要求事項の詳細は、下記ウェブサイトに掲載の同規則の本文でご確認いただけます。

http://www.dfg.ca.gov/ospr/Law/index_ospr_regs.aspx

Chapter 2 - Subchapter 1

Certificates of Financial Responsibility - Sections 791-797 (PDF)

国際グループは、この10日前要件は、すべての船主が保険更改を完了し2月20日より相当以前には新加入証書を入手できているという、誤った思い込みによるものとして、カリフォルニアOSPRに対し強い懸念を表明しましたが、OSPRは同規則の改訂要件を変更することはありませんでした。

そのため、今後2月20日前後にカリフォルニアに寄港する船舶を所有するメンバーは、新年度の加入証明書が発行され、同規則に従ってOSPRに提示できるよう、2月20日より相当以前に翌保険年度のP&I保険更改を完了していただくようお勧めします。

Staff Author

PI Club

Date2015/01/27