回覧07/23:勘定未閉鎖の保険年度について

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本クラブ回覧は、メンバーの皆様に勘定未閉鎖の保険年度についてお知らせするものです。

勘定未閉鎖の保険年度について

2020保険年度

2023年5月の理事会において、2020保険年度は勘定を閉鎖し、不足額は準備金へ振り替えられました。

2021保険年度

2021保険年度は、主に国際グループ(IG)クラブ間でシェアされるプール・クレームの増大により悪化しました。 この保険年度は赤字で閉鎖される見通しです。 なお予定外保険料の見積りはありません。

2022保険年度

12ヶ月経過時点で、IGのプール・クレームはほとんどありませんでした。その結果、2022 保険年度の既報告クレームの金額はことのほか低くなっています。 当クラブ自身の大型クレームは、おおむね予想された通りです。この年度も予定外保険料の見積りはありません。

決算報告書

理事会は、2023年2月20日終了の年度について、決算案を承認しました。

今期のコンバインドレシオは104%(2021/22 年度は115%)となり、当クラブの業績は改善されました。当クラブは、投資市場が難しい年に3.8%の損失という、まずまずの投資成績を収めました。

当クラブは、4 億 3,000 万ドルの自由準備金を有する盤石な財務状況を維持しており、S&Pの資本モデルではAAAの評価を得るとともに、保険規制上では200%の自己資本比率を保っています。

職業病に係る責任の事業譲渡について

2020年3月に、当クラブはRandall & Quilter Investment Holdings Ltd.の子会社へ、職業病にかかわる責任について事業譲渡したことをメンバーの皆様にお伝えしました。2021年には、欧州経済領域(EEA)以外の地域における同責任を譲渡しました。EEA域内で発生した同責任について、2023年2月20日付で規制当局の最終的な承認を得たため、現在、本件に係る事業譲渡は完了しました。

Staff Author

PI Club

Date2023/05/31