11/13 - 同意要請手続きによるハイブリッド資本性債券の一部条項の改訂
アウトライン
- 2013年6月7日付で、クラブのハイブリッド資本性債券(永久劣後債)にかかわる新条項が合意されました。
- 新条項は、同債権保有者の同意要請手続きにより決定しました。
- 本同意要請手続きの詳細は、クラブ・ウェブサイト(英文)をご参照ください。
組合員各位
同意要請手続きによるハイブリッド資本性債券の一部条項の改訂
債権保有者の同意要請手続き
ファースト・コール・デート、固定利率及び変動利率の変更を含む、ハイブリッド資本性債券の一部条項の改訂をするための当クラブの同意要請手続きは、2013年6月7日に、75%以上の債券保有者の賛成投票を得て、成功裡に完了しました。
改訂された条項は以下の通りです。
a) 本資本性債券について支払うべき固定金利を、2013年8月22日(同日を含む)から2018年8月22日(同日を除く)の期間について、7.5%に変更する。
b) 本資本性債券について、2018年8月22日及びそれ以降の各利払い期間に支払うべき変動金利を、新たなマージン基準によることとする。
c) 現行のファースト・コール・デートに代えて、2018年8月22日を新たなファースト・コール・デートとする。
背景
当クラブが、2008年に1億ドルのハイブリッド資本性債券の起債を決定したのは、EUのソルベンシーII指令が2012年に導入されることに対応するためでした。当クラブのハイブリッド資本性債券は、規制当局や格付機関を考慮したものです。この債券は、保険会社がその自己資本を調達する上で有効な手段であると認識されています。クラブ回覧08/08及びQ&Aでは、当時の経緯をご説明しています。同意要請手続きのご説明及びハイブリッド資本性債券に関する情報は、クラブのウェブサイトをご参照ください。
(本回覧は、英文クラブ回覧11/13をメンバー各位の便宜のために日本語に仮訳したものです。)