Lessons Learnt: バンカー漏油による海洋汚染
2020/04/08
事故時、本船は接岸しておりバルク貨物を積載中であり、同時に、重油をバンカーバージから積み込んでいました。天候は良好でしたが、非常に寒く(-20℃)、甲板は厚い氷と雪に覆われていました。
事故の教訓: 潤滑油クーラーの不良による汚染
2019/04/23
本船の着岸中に、船尾の周りの水面上に油層が浮かんでいるのが発見され、その発生源である船尾管軸封装置を新換したが、1週間後に再び油層の兆候が現れ、主機潤滑油クーラーが海水放出フランジから漏れていることが分かった。今回のケースでは、機器整備不良とその結果の油濁について考察します。
事故の教訓:タグロープ係止時の乗組員の怪我
2019/04/17
当クラブは、タグボートの係止時または解纜時に起こる数多くの事故を確認しています。今回のケースでは、パナマックス型バルクキャリアでの、船尾での係船索のシングルアップ作業時の乗組員の怪我について考察します。
Lessons Learnt: Collision when Overtaking
2019/03/20
事故の教訓:ガスオイル貨物のコンタミ事故
2018/10/25
After discharging a cargo of naphtha, the vessel was then fixed to load gas oil, in preparation for which, all cargo tanks and lines were washed with fresh water and stripped dry.
事故の教訓: 熱による大豆貨物の損傷事故
2018/10/10
本船は、北米で極東向けの大豆貨物を満載した。冬季の北太平洋を航行し、経由港で補油するよう指示を受けた。荷揚港で荷受人側サーベイヤーが貨物の表面を検査したが、外見上問題がなかったため、荷揚げが開始された。4日後、ホールドの1つで、変色した大豆がタンクトップ付近で発見されたため、荷揚げが中止された。
事故の教訓:カーゴホース破損による油濁事故
2018/06/28
本船(タンカー)は、2船間移送(STS)で石油製品貨物を積載するため、沖合いに錨泊した。 貯蔵船に係留後、カーゴタンクの検査を終え、事前積荷チェックリストでチェックを完了した。フレキシブルカーゴホースがSTS作業会社から供給され両船のマニホールド間に接続された。
事故の教訓:発電機プラットフォームからの転落
2018/04/04
当直エンジニアとオイラー(操機手)は、損傷したディーゼル発電機の排気ガス温度計の交換作業を命じられたが、これには排気ガスマニホールド部分を取り外す必要があった。作業開始に先立ち、作業前ミーティングが実施され、作業に必要な道具と設備の準備が行われた。
事故の教訓: 漁船との衝突事故
2018/03/21
Here are a few lessons learnt after a vessel collision
事故の教訓:荒天時のデッキ貨物の移動事故
2018/03/16
本船(RoRo)は、主にトラック、ショベルカー、コンテナおよびその他一般貨物を積載していた。貨物は、乗組員により主に内部メインデッキの貨物スペースと暴露甲板にそれぞれ設置された強化ラッシングポイントに、チェーンラッシングで固縛された。
事故の教訓: アンカーの喪失
2018/02/28
本船(バルカー)は、海図水深約90メートルの錨地で補油するよう指示された。錨地に近づくと、船長は当直航海士を従え、ブリッジで操船指揮をとり、チーフオフィサーは甲板部乗組員とともに、船首配置についた。天候は軽風とわずかな潮流という好条件であった。投錨準備のために、船長は、チーフオフィサーに対し、錨鎖の2節分(55メートル)が水中に入るまで、左舷アンカーを繰り出させ、次の指示あるまでウインドラスブレーキを効かせておくよう指示した。