韓国:COVID-19検疫規制についてのアップデート
2023/01/11
韓国当局は、同国に寄港する船舶に対するCOVID-19の検疫規制について、入港24時間前の報告義務や、船内検疫検査、船員の交代や感染者発生時の手順等に関する規制を更新しました。詳細は当クラブのコレスポンデンツSpark Internationalの回覧をご確認ください。
UKクラブウェビナー (Series 26):海上でのコンテナ損失防止
2023/01/10
毎年、数多くのコンテナが船舶から落下し、数百万ドルもの損失と海洋汚染を招いています。コンテナ損失の原因としてしばしば挙げられるのは、船舶のパラメトリックローリングやシンクロナスローリングのリスクを十分に認識していないことです。昨年の11月30日、当クラブはウェビナーを開催し、海上でのコンテナ損失の原因と防止策について、3名のスペシャリストとともにディスカッションしました。
トルコ:海洋汚染に係る2023年の罰金
2023/01/05
トルコ海域における海洋汚染に係る2023年の罰金は、昨年より122.93%引き上げられ、2023年1月1日より適用されます。詳細は添付にてご確認ください。
トルコ:イスタンブール海峡南停泊エリアにおける注意喚起
2023/01/05
2023年1月5日より、イスタンブール海峡の南停泊エリアを利用する船舶を対象に新規制が施行されます。この新規制は停泊地での衝突事故の増加を受け、混雑の低減と、人命や物資、環境を保護するために導入されました。詳細は添付にてご確認ください。
トルコ:遺伝子組換えトウモロコシの輸入禁止(更新)
2022/12/28
トルコ政府は、2022年12月にモンサント社の遺伝子組換えトウモロコシ(MON810)と、これを含有するDDGS製品を輸入禁止としましたが、12月30日付の官報で、動物飼料目的の遺伝子組換え NK603とMON810の配合飼料は一定の強制要件を満たした場合に限り、輸入を許可するとのことです。詳細は現地コレスポンデンツVitsan Circular No.2をご参照ください。
MEPC 79 - 概要
2022/12/24
IMOは本年12月12日から16日に第79回海洋環境保護委員会 (MEPC 79) を開催しました。11月に開催されたCOP27の結果を受け、温室効果ガス(GHG)排出削減戦略の改定に向けた議論のほか、MARPOL条約付属書改正の採択や、バラスト水管理に関する議論が行われました。
回覧18/22: UK P&Iクラブ特別総会 - 保険約款・定款改訂案
2022/12/23
2023年1月17日、ロンドンにおいてUKクラブの特別総会を開催します。
回覧19/22: 戦争危険に関する保険てん補の解除通知
2022/12/23
ロシア/ウクライナ情勢による損害が、世界の保険および再保険のキャパシティに影響を与えたため、当クラブの再保険者は、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの領土に関する戦争リスクの再保険を確保することができなくなりました。
海運業界も2024年よりEU域内排出量取引制度の枠組みへ
2022/12/22
2005年に設立されたEU域内排出量取引制度(EU ETS) は、最大の温室効果ガス (GHG)の排出量取引システムです。EUでの長年にわたる議論の末、海運業界も2024年から段階的にEU ETSに組込まれることが合意されました。
英国:厳格な入国管理措置を発表
2022/12/21
英国政府は最近、増え続ける不法移民を取り締まるため厳しい入国管理措置を発表しました。今年だけでも、4万人にものぼる不法移民が北ヨーロッパ諸国を経由して密入国したと考えられています。ヨーロッパ内を航行する船舶および乗組員は、密航者に対する警戒態勢を維持することが不可欠です。詳細は、当クラブのコレスポンデンツVan Ameyde McAuslandsによる「Crew Care Team – UK Immigration Alert」をご確認ください。
船舶の脱炭素化へのロードマップ- COP27の成果
2022/12/20
当クラブのサステイナビリティ・ダイレクターであるパトリック・ライアンが、11月にエジプトで開催された気候変動に関するCOP27会議と、それが海運業界にとって何を意味するかについて、Maritime Risk International社と話し合いました。
慈善活動
2022/12/19
当クラブの慈善活動には長い歴史があり、特に船員の健康状態の改善や幸福度向上の支援に力を入れております。慈善活動のパートナーおよび活動内容はこちらをご覧ください。
COP27 - 概要
2022/12/16
2022年11月7日から20日にかけて、COP27がエジプトのシャルム・エル・シェイクで開催されました。気温上昇を1.5℃に抑制するというコミットメントは、議論の末にようやく合意に至りました。本記事では海運業界に関連する取組み等を含め、COP27での概要をまとめています。
P&I国際グループとトルコ政府との間で行われていた原油タンカーの航行に関する協議は合意に至り、トルコ管轄の国際海峡および水域での航行が引き続き可能となりました。当該船舶の航行の際の手続き等に関する情報は、当クラブにお問合せください。
中国:寄港時の船員PCR検査の結果提出義務を免除
2022/12/12
2022年12月8日、中国政府は港湾及びその最前線で働く人々向けの新たなガイドラインを発行しました。これにより、すでに寄港船舶の船員PCR検査結果の提出が免除されたケースがあり、入港する人員制限も一定程度緩和されます。その他、新ガイドラインで外航船舶に関する変更点を下記にまとめましたのでご確認ください。
回覧17/22: ロシア産原油等の上限価格措置(プライスキャップ制度)
2022/12/09
EU、G7、オーストラリア(「プライスキャップ同志国」)は、2022年12月5日発効の法規およびガイダンスを導入しました。(プライスキャップ制度) これは世界市場へのロシア産原油の供給を維持しつつ、ロシアが原油等の輸出から得る収益を削減することを目的としています。
トルコ政府は、2022年12月2日以降、同国水域内で運行する原油タンカーに対し、P&Iクラブ発行のP&I保険付保確認書の提示を求めておりますが、国際グループは本件を詳細に検討した結果、本記事執筆時点では、P&Iクラブはこのような付保証明確認書を発行することはできず、またすべきではないという合意に達しました。引き続き続報が入りましたら、お知らせいたします。
P&I保険とその他サービスを国際海運業界に提供するリーディングプロバイダーであるUK P&Iクラブは、今秋ショーン・ジェラティがギリシャ事務所へ異動したため、エイミー・ロブセスが香港事務所のシンジケート・マネージャーに就任したことを発表しました。
男性の健康意識向上月間 - ボーナスQ&Aセッション
2022/11/30
4回シリーズでお届けした男性の健康意識向上月間Q&Aセッション、今週はボーナス回としてオーシャン・テクノロジーズ・グループ社よりキャサリン・ロジー氏を迎え、女性の視点から健康についてのQ&Aセッションを行いました。
P&I保険と船舶戦争保険の関係
2022/11/29
本年11月、Hong Kong Maritime Week 2022の開催を機に、当クラブのシニアクレームエグゼクティブ、マーガレット・ジョーが「Hong Kong Maritime Hub 誌」に寄稿し、P&I保険と船舶戦争保険の関係を説明しました。