シンガポール:デジタルバンカリングとe-BDNの使用を採用
2024/02/07
2023年7月、国際海事機関(IMO)は、MARPOL附属書Ⅵに記載されている適切な要件を遵守することを条件として、ハードコピー/デジタル形式いずれかのバンカーデリバリーノート(BDN)の使用を許可することを発表しました。詳細はIMOより発行されております回覧(MEPC.1/Circ.795/Rev.8)をご確認ください。 シンガポール海事港湾庁(MPA)はIMOの発表を受け、2023年11月1日より利用可能なデジタルバンカリングサービスに関するガイドラインをまとめたPort Marine Circular No
回覧03/24:P&I戦争危険の特別担保
2024/02/05
P&I戦争危険特別担保の限度額は2024年度も引き続き5億米ドルとなっています。ただし、ロシア、ウクライナ、ベラルーシにおける危険については、てん補除外としますが、この除外地域の危険につき別途8千万米ドルを限度額とする復活担保を手配しています。「生化学兵器等リスク」は引き続き除外条項ですが、乗組員に関する船主責任及び訴訟関係費用については、3千万米ドルを限度額として引続き追加の特別担保が可能です。
回覧02/24:ロシア産原油等プライスキャップ制度の更新
2024/02/01
本回覧は英国、EU、米国によるロシア制裁措置について最近の主な進展に焦点を当てています。
COP28 - 概要
2024/01/29
2023年11月30日から12月12日にかけて、COP28がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて開催され、200ヵ国以上の国連気候変動枠組条約締結国(以下、締約国)の代表が参加しました。本稿ではCOP28の主な成果を要約し、海運業界との関わりについて概説します。
中国:煙台港への航路周辺における養魚場の拡張について
2024/01/24
2024年1月12日、山東省MSAは、煙台-威海間の航路南側に位置する養魚場が拡張されているため、注意喚起情報を更新いたしました。詳細は、下記のOasis P&I Services社のCircular(Oasis Circular 2401)をご確認ください。
フィリピン:最高裁、隠蔽を理由に船員の請求を棄却
2024/01/24
本記事では、雇用前健康診断(PEME)に合格後乗船していたフィリピン人船員が船上で脳卒中を起こし、労働仲裁人に障害給付金を請求したケースに対し最高裁が下した判決について説明しています。 本請求は最高裁に持ち越されましたが、船員がPEMEにて虚偽の申告を行っていたことから、POEA(フィリピン海外雇用管理局)標準雇用契約に基づく請求は認められないとして、請求は棄却されました。
中国沿岸:主要な養魚場の分布と概要アップデート
2024/01/23
中国の現地コレスポンデンツHuatai Marineは、2023年5月にお知らせしました中国沿岸の主要な養魚場に関する情報(PNI[2023]04)を更新しました。本更新で取り上げられております養魚場は、天津港と煙台港の沖合に位置しています。更新情報の詳細は、下記のHuatai Circular (PNI[2024]01)をご参照ください。
本回覧では、5つの米国政府機関が共同で発行したコンプライアンス・ノートに焦点を当てて、船主、用船者、輸出業者、管理会社、ブローカー、海運会社、フォワーダー、商品取引業者、(再)保険会社を含む金融機関など、海運業界におけるすべての企業に制裁関連コンプライアンス・ガイダンスを紹介しています。
トルコ:海洋汚染に係る2024年の罰金
2024/01/16
トルコ海域における海洋汚染に係る2024年の罰金は、昨年より58.46%引き上げられ、2024年1月1日より適用されます。詳細はUK P&Iクラブの現地コレスポンデンツVitsan Istanbulの回覧をご確認ください。
Risk Focus:タグボートとバージ船
2024/01/12
UKクラブにはタグボートやバージ船の所有者・運航者に賠償責任保険を提供してきた長い歴史があります。今回のリスクフォーカスは、タグボートやバージの所有者・運航者のためのベスト・プラクティス促進を目的として発行されました。
イエメン:最新港湾情報
2024/01/12
UKクラブの現地コレスポンデンツGACAgency Co.(Yemen)Ltd.のHodeidahオフィスによりますと、イエメン紅海沿いの主要港(ホデイダ港とサリーフ港)は、紛争下においても引き続き通常通り稼働しています。サヌア市当局は、イスラエル籍船またはイスラエルとの貿易に従事する船舶のみを標的にしていると発表し、他国籍船については言及していません。本件については引き続き状況をモニターし、必要に応じて情報をアップデートいたします。イエメンのアデン港については通常通り稼働しています。
シンガポール:ジャストインタイム入港プラットフォームの導入
2024/01/11
シンガポールに寄港予定の船舶を持つメンバーの皆様は、入港予定時間の計画調整のために開発した ”Just in Time Planning and Coordination Platform" の導入に関して、シンガポール海事湾岸庁(MPA)が発行したPort Marine Circular 23-10 をご参照ください。このプラットフォームの目的は、シンガポールに到着した船舶と利用可能なバースをマッチングさせ、バンカリングやハズバンドリーなどの関連サービスを迅速に行うことです。また、シンガポールの停泊地での時間を節約、CO2排出量およびコストを削減することも目的としています。