当クラブ理事会はドバイおよびロッテルダムで11月に開催された会合において、クラブの財務状況、会計オープン及びクローズ各保険年度の成績を検討し、2023保険年度のすべてのミューチュアル保険料率につき10％のジェネラル・インクリースを設定することを決議しました。

中国MSAは、煙台(Yantai)と威海(Weihai)間の航路図の修正および新航路の南に位置する養魚場に関する注意喚起を通告しました。詳細は当クラブのコレスポンデンツ、OASIS P&I Services社の回覧2210をご覧ください。

2022年9月19日、EUはFAQを改訂し、石炭や一部の種類の肥料(およびそれらに関連する保険)を含むロシアからの特定の貨物の輸送がEU域外に向けたものである場合は、その輸送は、理事会規則（EU）833/2014の下で禁止されないことを明確にしました。

以前お伝えした通り、マレーシアとインドネシアで、すべての違法錨泊に対する拘留が続いていますので、引き続き注意が必要です。事前に指定錨泊エリアを確認のうえ港湾当局の許可を取得することをお勧めします。

当クラブのシニア・クレーム・ダイレクター、Noreen Arraldeが、乗組員の自死についてその原因、メンタルヘルスへの支援、リスクの検知および防止のための対策等を説明します。本記事はメンタルヘルスや自死についてセンシティブな内容を扱っておりますのでご留意ください。

ジョーンズ法の下で、船主が破産した場合に、船員がロンドンの P&I 保険者を直接訴えることが却下された経緯を説明します。

当クラブのシニア・クレーム・エグゼクティブ、Matthew Johnstonは、人身事故で用船者が責任を負われる可能性のある3つのカテゴリーについて考察し、人身事故クレームがどのように対応されるかを説明します。

本年6月、ルイジアナの東部管轄区裁判所は、過失ある当事者に対し、船員の傷病補償を取り戻す保険者の権利に関する判決を言い渡しました。さらに重要な点としては、その意見においては、傭船契約、及び、保険契約に規定された、保険代位を一般的に放棄する文言についても、言及されています。

当クラブのシニア・クレーム・エグゼクティブ、Damon Hartleyが、係船索事故の発生原因とその防止について考察します。

スーパーバイザーの指示に従い、作業を行った乗組員が負傷した場合、自身の過失に対して責任を問われることがあるのでしょうか？「直接命令」に対する様々な司法の見解を説明します。

Holman Fenwick Willan社のパートナーである Tom Nork氏による迅速かつ効率的な事故調査が、百万ドルのクレームになり得る状況から外国船主をどのように救ったか、当クラブのシニア・クレーム・ダイレクター、Dolores O'Learyが説明します。

オーストラリア海洋安全局(AMSA)は、船主、オペレーターおよび船長に対し、船舶排ガス浄化システム(EGCS)の使用、操作、および不具合発生時に取るべき手順についてガイダンスを発表しました。詳細はAMSA Marine Notice 12/2022をご参照ください。