Crew Health Advice: 腎臓
2023/03/09
3月9日は世界腎臓デーとされ、腎臓の重要性を啓発する国際的な取り組みが実施されています。当クラブでは、乗組員の腎臓に関する疾病クレームが多く、中には下船や手術が必要となるケースも見られます。今回は、当クラブのクルーヘルスパートナー、Red Square Medical 社の協力のもと、腎臓についての情報をまとめました。添付資料をご覧ください。
回覧 03/23: EU の第10次対ロシア制裁パッケージ
2023/03/08
2023年2月25日、EUは第10次対ロシア制裁パッケージを採択しました。関連するEU規則および決定の詳細はこちらからご覧いただけます。メンバーの皆様にとって特に重要なのは、理事会規則(EU)833/2014をさらに改訂した理事会規則(EU)2023/427(「規則」)です。
船舶代替燃料としてのメタノール
2023/03/07
海運業界では代替燃料船への関心が高まっており、メタノールはバイオ燃料やLNGと並んで注目されている燃料のひとつとなっています。そのクリーンな燃焼プロセスや生分解性など環境上の利点はメタノールを魅力的な選択肢にしています。しかし、大きなタンクが必要なところや毒性、可燃性、爆発リスクがあるといった欠点もあげられます。さらに、メタノールが広く採用されるためには、再生可能なリソースからのメタノールの生産規模を大幅に上げる必要があります。本記事では、メタノールについての情報をまとめました。
セネガル:税関での罰金
2023/03/01
近年ダカールの税関での罰金が多く、高額なケースが報告されています。数十万米ドルの罰金は珍しくなく、中には百万米ドルが課されたケースもあります。本記事では同国で罰金のリスクを軽減するために留意すべき点をまとめました。
UK P&Iクラブ、2023年度保険更新の好結果を発表
2023/02/23
当クラブでは、引続きメンバーからの高い支持を得ており既存メンバーの99%の皆様に保険契約を更新していただきました。船主加入船舶(Mutual Owned)のトン数は1億5,300万トンとなり、用船者加入トン数を合わせると、総加入トン数は2億6,000万トン超となりました。
回覧 02/23: P&I戦争危険特別担保
2023/02/17
P&I戦争危険特別担保の限度額は2023年度も引き続き5億米ドルとなっています。ただし、12海里以内の沿岸水域を含むすべてのロシア水域、および決議にて明確に定めるヨーロッパの特定水域を通過および/または寄港する船舶に対しては、8千万米ドルの上限が設定されています。
パナマ運河:Disruption Charge”を新設
2023/02/15
パナマ運河当局は2023年1月1日付で新たに“Disruption Charge”をタリフに追加したことをお知らせします。今回新設された通行料は、運航の遅延や混乱をもたらした船舶に対し、その影響度の度合いに応じて適用されます。詳しくは現地コレスポンデンツ、C
ベネズエラ:乗組員交代時の健康状態報告方法における新ルール
2023/02/14
クラブのコレスポンデンツ、Venepandi C.A.によると、ベネズエラ国内のすべての港において、乗組員交代の際の健康状態報告方法における新ルールが2月10日付で施行されたとのことです。新ルールでは、ベネズエラ国内の港から乗船予定の乗組員は、乗船日の14日前から健康状態の文書化およびサインが必要などとしています。
2023年度コレスポンデンツ向け P&IQ支援プログラムのご案内
2023/02/13
国際P&Iグループは、クラブのコレスポンデンツ・スタッフが、P&IQプログラムへ参加されることを支援いたします。P&IQ試験や教材の割引だけでなく、奨学金獲得の機会も設けています。詳細はIGのウェブサイトをご確認ください。
ロシア産原油等の上限価格措置(プライスキャップ制度) - 石油製品に係るアップデート
2023/02/09
2023年2月5日、当初の予定通り、ロシア産原油等のプライスキャップ制度に石油製品(CNコード2710)に係る上限価格措置が導入されました。これに伴いクラブ回覧17/22はアップデートされました。
Crew Health Advice: 口腔衛生・デンタルケア
2023/02/09
口腔衛生は、乗組員の大きな心配事の一つとして挙げられます。当クラブのクレームでは緊急の歯科治療に関するものが散見され、時には乗組員の送還が必要になるケースもあります。各々のケースは高額クレームではないものの、歯科治療による欠員は船舶のオペレーションに影響を与え、遅延につながる可能性があります。
大豆の輸送リスクとその軽減方法について
2023/02/06
ブラジルでは今年2月中旬から5月中旬までの収穫期に、記録的な大豆の収穫量が予想されています。今回の記事では、輸送中に大豆の品質に影響を及ぼす可能性のある要因にスポットを当て、損害リスクを最小限に食い止める方法について議論します。