英国のMRV制度の報告要件が 2025 年に延期
2023/01/12
2021年9月にお伝えした通り、英国MCAは船舶からの温室効果ガス排出量の測定、報告、検証に係る英国MRV制度について、当初2021年末からデータ収集をすることを想定していましたが、運輸省が報告受入れにはさらに準備期間が必要であるとして、収集データの報告義務を2025年まで延期することを発表しました。船舶からの排出量のモニターについての法的要件は引き続き施行されています。
シンガポール:港湾上空の無人飛行機を規制
2023/01/11
シンガポール海事港湾局 (MPA) はCircular NO.22にて、シンガポール港湾上空を飛行するラジコン航空機やドローン等の無人航空機に関する規制を発表しました。
韓国:COVID-19検疫規制についてのアップデート
2023/01/11
韓国当局は、同国に寄港する船舶に対するCOVID-19の検疫規制について、入港24時間前の報告義務や、船内検疫検査、船員の交代や感染者発生時の手順等に関する規制を更新しました。詳細は当クラブのコレスポンデンツSpark Internationalの回覧をご確認ください。
UKクラブウェビナー (Series 26):海上でのコンテナ損失防止
2023/01/10
毎年、数多くのコンテナが船舶から落下し、数百万ドルもの損失と海洋汚染を招いています。コンテナ損失の原因としてしばしば挙げられるのは、船舶のパラメトリックローリングやシンクロナスローリングのリスクを十分に認識していないことです。昨年の11月30日、当クラブはウェビナーを開催し、海上でのコンテナ損失の原因と防止策について、3名のスペシャリストとともにディスカッションしました。
トルコ:海洋汚染に係る2023年の罰金
2023/01/05
トルコ海域における海洋汚染に係る2023年の罰金は、昨年より122.93%引き上げられ、2023年1月1日より適用されます。詳細は添付にてご確認ください。
トルコ:イスタンブール海峡南停泊エリアにおける注意喚起
2023/01/05
2023年1月5日より、イスタンブール海峡の南停泊エリアを利用する船舶を対象に新規制が施行されます。この新規制は停泊地での衝突事故の増加を受け、混雑の低減と、人命や物資、環境を保護するために導入されました。詳細は添付にてご確認ください。
トルコ:遺伝子組換えトウモロコシの輸入禁止(更新)
2022/12/28
トルコ政府は、2022年12月にモンサント社の遺伝子組換えトウモロコシ(MON810)と、これを含有するDDGS製品を輸入禁止としましたが、12月30日付の官報で、動物飼料目的の遺伝子組換え NK603とMON810の配合飼料は一定の強制要件を満たした場合に限り、輸入を許可するとのことです。詳細は現地コレスポンデンツVitsan Circular No.2をご参照ください。
MEPC 79 - 概要
2022/12/24
IMOは本年12月12日から16日に第79回海洋環境保護委員会 (MEPC 79) を開催しました。11月に開催されたCOP27の結果を受け、温室効果ガス(GHG)排出削減戦略の改定に向けた議論のほか、MARPOL条約付属書改正の採択や、バラスト水管理に関する議論が行われました。
回覧18/22: UK P&Iクラブ特別総会 - 保険約款・定款改訂案
2022/12/23
2023年1月17日、ロンドンにおいてUKクラブの特別総会を開催します。
回覧19/22: 戦争危険に関する保険てん補の解除通知
2022/12/23
ロシア/ウクライナ情勢による損害が、世界の保険および再保険のキャパシティに影響を与えたため、当クラブの再保険者は、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの領土に関する戦争リスクの再保険を確保することができなくなりました。
海運業界も2024年よりEU域内排出量取引制度の枠組みへ
2022/12/22
2005年に設立されたEU域内排出量取引制度(EU ETS) は、最大の温室効果ガス (GHG)の排出量取引システムです。EUでの長年にわたる議論の末、海運業界も2024年から段階的にEU ETSに組込まれることが合意されました。
英国:厳格な入国管理措置を発表
2022/12/21
英国政府は最近、増え続ける不法移民を取り締まるため厳しい入国管理措置を発表しました。今年だけでも、4万人にものぼる不法移民が北ヨーロッパ諸国を経由して密入国したと考えられています。ヨーロッパ内を航行する船舶および乗組員は、密航者に対する警戒態勢を維持することが不可欠です。詳細は、当クラブのコレスポンデンツVan Ameyde McAuslandsによる「Crew Care Team – UK Immigration Alert」をご確認ください。